失恋から立ち直る方法。「頑張りすぎる」のをやめる
大好きだった彼氏に、急にフラれてしまった。こういう経験をした後に、何に関しても急激にやる気が起きなくなることがあります。
いつでも気持ちがふさぎ込んでしまい、笑おうとしても口元が引きつってしまう。元気なフリをしようとしても、笑顔が出てこない。
自分のそのぎこちなさに、また落ち込んでしまうという女性も少なくありません。失恋の後は、やはりどの女性も元気がなくなります。
しかし、すぐに元気を取り戻せる人もいれば、ズルズルとその気持ちを引きずってしまう人もいるようです。
そして、その気持ちを引きずってしまうタイプの女性にとっては、新しい恋が失恋を忘れさせてくれるような気がするそうです。
ですが、新しい彼氏を探してみたものの、いまいちピンと来る人が見つからない。反対に、生理的に受け付けないようなタイプの男性とばかり知り合ってしまう。
相手からアプローチをされたとしても、メールに返事をしたり、デートの約束を取り付けたりするのもまだ億劫だという人もいるでしょう。
■失恋あとは気持ちが不安定
前の彼を忘れるために、手当たり次第に男の人と付き合ってみるという女性もいるようです。少しやけっぱちになっているのかもしれませんが、次から次へと男性と肉体関係を持つことで、少しでも陰鬱な気持ちを断ち切りたいと思うようです。
スポンサーリンク
ですが、こういう行動は決して女性の心を晴らしてくれるものではありません。
その一方で、「恋愛はもういいわ。私は仕事に生きるの!」と思ったとしても、なかなかうまくいくものでもありません。
よほど仕事が好き・のめり込めるような仕事をしているということならば別でしょうが、彼のことばかり考えてしまい、仕事中に涙が出そうになってしまう。
「どうして別れちゃったんだろう」とクヨクヨしてしまう。これでは、仕事に集中しようと思っても、できるものではありません。
せっかくの休日も、起きていると彼のことを思い出してしまうので、目を閉じてひたすら眠る。そして目が覚めたら「あーあ、何をやっているんだろう」と落ち込んでしまう。
こういう気持ちを、どうしたら忘れることができるのでしょうか。
■人生には、何もしない時間があってもいい
失恋をすると、それまで積極的でポジティブだったような女性も、消極的になり、何かきっかけがあるたびに落ち込むようになります。これは、仕方のないことです。
「でも、周りの皆が心配しているのだから元気を出さなきゃ」
「こんなことじゃいけない、失恋ぐらいで落ち込むなんてダメだ」
こんなふうに考えている女性が大半です。ですが、一度考え方を変えてみましょう。
恋愛も仕事も、プライベートも真面目にやりたい。それはもちろん、当たり前といえば当たり前の考え方です。しかしながら、頑張りすぎてしまうと、心も体も持ちません。
人生には、頑張らない瞬間があってもいいのです。
街中のカップルを見つめて、「私たちはどうしてあのままでいられなかったんだろう」「何ができたんだろう」とつい考えてしまう。皆は幸せそうなのに、私だけが不幸せだ……とジトッとした気分になってしまう女性もいます。
ですが、どのようなカップルにも問題があります。どんなに仲が良さそうなカップルでも、本当に幸せとは限りません。また、現時点で幸せにしているカップルが、そのままの関係を続けていけるとは限らないのです。
結婚もそうです。「彼とは結婚したかったのに」と思っていたとしても、結婚すれば幸せになれるというわけではありません。浮気をされてしまう可能性もあります。
嫁姑問題で苦しめられるかもしれませんし、結婚して早々に介護をしなければいけないことになるかもしれません。
結婚してみて初めて、相手の欠点を知ることだってあるのです。
「早く次の彼氏を見つけなきゃ」「結婚相手を探さなきゃ」「頑張らなきゃ」と考えるのを、一度やめてみてはどうでしょうか。
それでは、どうすれば失恋から気持ちを切り替えられるのでしょう。
■リゾート地に出かけて、何も考えないようにする
気分転換に、リゾート地などに出かけてみるのもいいでしょう。旅行なんて今は行きたくない、そう思うかもしれませんが、いざ出かけてみると非日常の体験がいろいろできるはず。
そんな体験を積み重ねていくうちに、失恋のことなんてだんだんと忘れてしまうことでしょう。
スポンサーリンク
■携帯電話の電源を切る・メールを消す
失恋をした後に、つい携帯電話やスマートフォンのチェックばかりしてしまう人も多いようです。
「彼からもらったメールを何度も読み返してしまう」「彼からまた連絡がないか、つい何度も確かめてしまう」という行動を繰り返しているうちに、すっかり気持ちが落ち込んでしまうかも。
いっそのこと、電源を切ってしまいましょう。
さらに、メールなども未練がましくとっておくなどをやめて、いっそのこと消去してしまってもいいかもしれません。
■趣味に打ち込んで、彼の入り込む余地をなくす
ウォーキング、ランニング、登山などをしていると、そのことで頭がいっぱいになることでしょう。余計なことを考えなくなりますから、失恋のことを忘れられるようになります。
スポーツを通じて、「何もしない・何も考えない」時間を作ることが重要です。
失恋から立ち直るために、やってはいけない5つのコト
失恋をすると、スッキリする人もいれば、反対に相手のことをズルズル引きずってしまう人もいます。
でも、できれば相手に執着をせず、他の恋に向かって進んでいきたいものです。
それでは、失恋のマイナスオーラに影響されないために、してはいけないことを知っておきましょう。
■元カレにしつこく付きまとう
付き合っていた人に、しつこく連絡するのはやめましょう。
ついついメールをしてしまったり、電話をしてしまったり。
気持ちはわかりますが、彼にとっては「しつこい」と思われてしまうだけです。連絡をしたいという気持ちは抑えましょう。
■ブログやSNSで愚痴ったり、失恋ポエムを公開する
自分の気持ちを解き放つのは、失恋において悪いことではありません。
ですが、不特定多数の人が見られるブログやSNSで彼の悪口や愚痴を書きなぐったり、失恋してつらい気持ちをポエムで公開したりするのはあまりいい行為ではないでしょう。
どうしても何かに自分の気持ちを表したいのならば、友人に愚痴るか、ノートに書き残す程度に留めておきましょう。
■別れた後にも「お友達でいましょう」
男性からフラれてしまった場合に、「恋人でいられなくなっても、友達でいたい」という気持ちを持っている女性がいます。
ですが、これでは男性にとっても重いだけです。友達として元カレに寄り添うならば、友人に徹するべき。
彼が新しい恋をしても、決して邪魔をしてはいけません。
それを辛く感じるのならば、「お友達でいましょう」という気持ちにしがみつくのはやめるべきなのです。
■無理に忘れようとする
彼のことを、無理に「忘れよう、忘れよう」と自分に暗示をかけても、逆効果です。
不自然に彼のことを忘れようとするよりは、熱中できる趣味などを持ち、彼のことを考えられなくなるような時間を作るべきでしょう。
■一人で抱え込む
辛い失恋をして、家に閉じこもるのもありがちですが、これはよくありません。
もちろん、無理に遊びまわる必要はありません。
ですが、行動範囲を自分から狭めてしまうことはないのです。
できれば気のおけない友人などを頼り、他の人に失恋した時の話を打ち明けて心のモヤモヤを解放しましょう。
「傷の舐め合い」になってもいいのです。
他の人の幸せを妬んでイヤミを言ったり、祝福しないよりはまし。
それよりは、同じ気持ちを味わったことがある友人たちと「次は素敵な人を見つけよう!」と、前向きになって気持ちを立て直すほうがいいでしょう。
スポンサーリンク